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【パナマ文書の衝撃】英首相、相続税回避に母親から3千万円生前贈与 信頼回復に躍起

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【パナマ文書の衝撃】
英首相、相続税回避に母親から3千万円生前贈与 信頼回復に躍起

7日、英南部のエクセター大学で演説するキャメロン英首相。「パナマ文書」をめぐり批判が高まってきた(ロイター) 7日、英南部のエクセター大学で演説するキャメロン英首相。「パナマ文書」をめぐり批判が高まってきた(ロイター)

 【ロンドン=岡部伸】キャメロン英首相は10日、過去6年間の所得と納税の記録を公表し、新たに2011年に母親から20万ポンド(約3千万円)の生前贈与を受けていたことが判明した。英メディアは相続税を回避するため、富裕層に有利な税制を活用して合法的に節税を図ったとして追及している。首相は11日、議会で新たな課税逃れ対策について演説する。低下する求心力の回復に躍起になっている。

 納税記録によると、10年に父が死去した際、遺産30万ポンドを相続したが、課税の基準額を下回っていたため相続税を納めなかった。父親の自宅を首相の兄が相続したため、財産分与として翌11年の5月と7月、母親から各10万ポンドずつ、計20万ポンドの生前贈与を受けた。

 母親は亡父がタックスヘイブン(租税回避地)に設けたファンドの一部を所有していたとされ、英メディアは生前贈与された20万ポンドはファンドが原資だったとの疑いを強めている。

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