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人襲ったライオン射殺 ケニア、2カ月で目撃4回

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人襲ったライオン射殺 ケニア、2カ月で目撃4回

 ケニアの首都ナイロビ近郊で30日、ナイロビ国立公園から外に出たとみられる雄ライオンが住民を負傷させ、野生生物保護当局が射殺した。ライオンが国立公園周辺の町中で目撃されるのは最近2カ月間で4回目。付近での道路工事が原因と指摘され、都市部の拡大がライオンとの共生に影を落としている。

 雄ライオンはナイロビ近郊の町イシンヤで30日朝に見つかった。保護当局は捕獲しようとしたが、ライオンは集まった約400人の住民に興奮し、男性(27)の背中に爪で傷を負わせたため、射殺した。ナイロビでも18日にライオンが幹線道路に現れ、男性(63)を負傷させたばかりだった。

 ライオンが何度も町中に迷い込む事態について、国立公園を管理運営する保護当局トップのキティリ・ムバティ氏は「道路などの大規模な建設工事で土壌が緩んで公園と町中を隔てるフェンスの下に隙間ができた上に、工事の騒音でライオンが驚いて外に逃げた可能性がある」と語った。(共同)

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