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ミャンマー新政権でスー・チー氏入閣へ 外相や大統領府相など複数閣僚兼務か

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ミャンマー新政権でスー・チー氏入閣へ 外相や大統領府相など複数閣僚兼務か

ミャンマーの新政権で閣僚に就任することになったアウン・サン・スー・チー氏(ロイター) ミャンマーの新政権で閣僚に就任することになったアウン・サン・スー・チー氏(ロイター)

 【シンガポール=吉村英輝】ミャンマーのティン・チョー次期大統領は22日、新政権の閣僚名簿を議会に提出した。去就が注目された与党、国民民主連盟(NLD)党首のアウン・サン・スー・チー氏が入閣し、政権運営に直接関与することが明らかになった。また、軍系の前与党や少数民族政党からも閣僚を起用するなど、国民に団結を訴えながらNLD主導の政治改革を進める姿勢だ。

 ティン・チョー氏が議会承認を得た再編案で、省庁は21に統合される。だが、閣僚候補名簿は、国軍総司令官任命の国防相など治安担当3人を含め、18人のみが記載され、それぞれの担務も発表されなかった。

 ロイター通信は、スー・チー氏が外相、大統領府相、電力・エネルギー相、教育相の4閣僚ポストを兼任すると報じた。打診を受けた3人が辞退したための措置との情報もある。

 NLDが単独過半数を握る議会は、閣僚候補の資格などを確認し、24日にも名簿を承認する。担務なども同日に公表される見通し。

 憲法は、外国籍の家族を持つ者の大統領資格を認めていない。英国籍の息子を持つため大統領になれないスー・チー氏についてNLD幹部は、側近のティン・チョー氏を通じて実権を握り、党首に専念する見通しを示していた。だが、スー・チー氏は入閣を決め、議員辞職して党務にも携わらず、内閣の一員として国政に積極関与する道を選んだ。NLD側から明確な説明はない。

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