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【ジャーナリスト拘束】「みんなを抱き締めたい。でも、もうできない」と「安田純平さん」深く目を閉じ家族気遣う

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【ジャーナリスト拘束】
「みんなを抱き締めたい。でも、もうできない」と「安田純平さん」深く目を閉じ家族気遣う

フェイスブック上に公開された、シリアで行方不明になったジャーナリスト安田純平さんとみられる男性の映像。時折目を伏せ、かみしめるように家族を気遣う言葉を口にした フェイスブック上に公開された、シリアで行方不明になったジャーナリスト安田純平さんとみられる男性の映像。時折目を伏せ、かみしめるように家族を気遣う言葉を口にした

 「私に言えるのは、どうか気をつけて」。安田純平さん(42)とみられる男性は16日に公開された映像の中で「妻、お父さん、お母さん、兄弟、みんな愛している。いつもみんなのことを考えている。みんなを抱き締めたい。みんなと話がしたい」と述べ、「でも、もうできない」と一気に語った。その上で「私に言えるのは、どうか気をつけて」と目を閉じた。

 男性の頬はこけ、あごひげはぼさぼさ。黒地の長袖とマフラー姿という身奇麗な服装とは対照的に、表情は疲れ切っていた。

 背景は白壁で室内とみられる。「私の人生は42年で、おおむね順調」と小さく何度かうなずく。そして「特にこの8年間はとても幸せだった」と語りかけるように話した。約1分10秒の映像の中で唯一、男性が穏やかな表情を見せた瞬間だった。その後、「私の国に言わなくてはならないことがある」と切り出し、メモを読み切った。語り口は機械的な調子に一転し、犯人に発言内容を強制されている様子がうかがえた。(共同)

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