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【緊迫・南シナ海】大戦後70年「力は正義」が復活と懸念表明 中国念頭に米司令官

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【緊迫・南シナ海】
大戦後70年「力は正義」が復活と懸念表明 中国念頭に米司令官

 米太平洋艦隊のスウィフト司令官は16日、オーストラリアの首都キャンベラで開かれた海洋安全保障の会合で講演し、中国による南シナ海での人工島造成や軍事拠点化に懸念を表明した。「第二次大戦から約70年を経て『力は正義』を原則とする国家の行動が復活し、海の自由が危険にさらされている」と述べた。

 司令官は「(広大な)土地が埋め立てられ、港や滑走路が造られ、地対空ミサイルが配備されている」と指摘。戦後、アジア太平洋などの経済発展は法に基づく国際秩序が基盤となったのに「いくつかの国はこうした見方をせず、国際秩序を捨てようとしている」と批判した。

 司令官は講演後、記者団に対し、日独仏が争うオーストラリアの次期潜水艦の共同開発事業を日本が受注するかどうかにかかわらず、日米豪の安全保障協力は深化し続けるとの見方も示した。(共同)

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