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北朝鮮の超過敏な反応が増幅させた「斬首作戦」 金正恩政権が抱える不安感のバロメーターに

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北朝鮮の超過敏な反応が増幅させた「斬首作戦」 金正恩政権が抱える不安感のバロメーターに

 【ソウル=名村隆寛】韓国で過去最大規模の米韓合同軍事演習が行われるなか、北朝鮮が「米韓による斬首作戦」に対し、極めて過敏な反応を見せている。短距離弾道ミサイルの連射や、南北間の経済協力・交流事業の全合意の無効を宣言するなど、強く反発している。特に「北の体制崩壊」を公言した韓国の朴槿恵大統領に浴びせかけるヒステリックな言葉による攻撃がすさまじい。一方的に金正恩第1書記自身が抱く危機感が、皮肉なことに「斬首作戦」への注目度を高めている。

 「斬首作戦」を北朝鮮を対象とした作戦に当てはめて、一言で表現すれば、最高指導者である金正恩第1書記の首を刈る、「命を頂戴する」という意味になる。

 「斬首作戦」は、今回の米韓演習や訓練に米特殊戦部隊が参加していることから取り沙汰されている。「敵要人の暗殺」は特殊戦部隊の任務の一つであり、可能性は否定できないというわけだ。

 北朝鮮は早々と、この「情報」に反応。先月23日、朝鮮人民軍最高司令部の「重大声明」で、米韓の動きを「わが最高首脳部を狙った『斬首作戦』を通じ体制崩壊を実現しようとするものだ」と非難した。

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