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ミャンマー新政権、スー・チー氏は閣外で政権指導か

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ミャンマー新政権、スー・チー氏は閣外で政権指導か

11日、ミャンマーの首都ネピドーの議会で、議場を出るアウン・サン・スー・チー氏(共同) 11日、ミャンマーの首都ネピドーの議会で、議場を出るアウン・サン・スー・チー氏(共同)

 【ヤンゴン=吉村英輝】ミャンマーの与党、国民民主連盟(NLD)幹部のハンタ・ミン中央執行委員は11日、同国の最大都市ヤンゴン市内にある同党本部で産経新聞と単独会見し、党首のアウン・サン・スー・チー氏(70)が、来月に発足する新政権では要職に就かず閣外にとどまり、党首として実権を握る見通しを示した。

 NLDはスー・チー氏側近のティン・チョー氏(69)を下院で次期大統領候補に擁立。「大統領を上回る存在になる」としているスー・チー氏自身のポストが政局の焦点だ。大統領や国軍総司令官らで構成する国防治安評議会のメンバーにもなれる外相や、重視する福祉や教育に影響力を持てる大統領府相などに就くとの観測がある。

 だが、ハンタ・ミン氏は、「閣僚となれば党首を離任しなければならい」と指摘。スー・チー氏は党首として国軍との協議などを進め、息子が英国籍のため大統領に就任できない憲法条項の改正などを目指していくとの見通しを示した。

 軍政時代にできた現憲法は、政党の影響力拡大を防ぐため、政党と政府の関係を制限した。月末に退任するテイン・セイン大統領も、就任に際し前与党の連邦団結発展党(USDP)党首から退いた。

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