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携帯電話の監視強化、北朝鮮、国際通話で投獄も
国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(本部ロンドン)は9日、北朝鮮の当局が、中国側の携帯電話の通信網を使った国際通話を封じるため、国民への監視を強めているとする報告書を発表した。北朝鮮を脱出した家族や友人と連絡するだけで、政治犯の収容施設に投獄される恐れがあると批判している。
報告書によると、国外の家族などに連絡したい北朝鮮の国民は、密輸された高価な携帯電話を調達、中国国境付近で中国の通信網を使ってこっそり通話してきたが、最近は治安当局が取り締まりを徹底。携帯電話の発信を探知する最新機器が導入され、妨害電波も強化されたという。
報告書は、北朝鮮で中国の通信網を使って国際通話した経験を持ち、その後、韓国や日本に脱出した17人を対象に、昨年2~11月に聞き取り調査してまとめた。(共同)
