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【フィリピン大統領選】有力女性候補のポー氏、逆転で「失格」覆す 比最高裁

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【フィリピン大統領選】
有力女性候補のポー氏、逆転で「失格」覆す 比最高裁

 8日、フィリピンの首都マニラで演説するグレース・ポー上院議員(ロイター=共同)  8日、フィリピンの首都マニラで演説するグレース・ポー上院議員(ロイター=共同)

 【ヤンゴン=吉村英輝】フィリピンで5月9日に実施される大統領選の有力候補、グレース・ポー上院議員(47)が、国内居住期間などの要件を満たしていないとされた問題で、同国最高裁は8日、ポー氏に候補者資格があるとの判断を示した。「失格」としていた選挙管理委員会の決定を覆す結果で、大統領選は4候補を軸とする選挙戦となることが決まった。

 ロイター通信によると、最高裁は9対6で、ポー氏に資格があると認めた。国民的人気俳優を養父に持ち清廉なイメージがあるポー氏の人気は高い。ポー氏はAP通信に対し、「安心したが、これは始まりにすぎない」と語った。

 大統領候補者は投票日からさかのぼって10年間、フィリピン国内に居住していることが必要だが、ポー氏は米国籍を取得していた時期もあるなど米国暮らしが長く、選管は期間が不足しているとして「失格」と判定。また、生みの親が判明していないため、「生まれながらのフィリピン人」という条件も疑問視された。

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