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露野党指導者、殺害1年で追悼デモ 「プーチンのいないロシアを!」 真相謎のまま捜査終了で政権に怒り

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露野党指導者、殺害1年で追悼デモ 「プーチンのいないロシアを!」 真相謎のまま捜査終了で政権に怒り

ボリス・ネムツォフ元第一副首相が殺害された現場に花を手向ける市民ら=27日、モスクワ(AP) ボリス・ネムツォフ元第一副首相が殺害された現場に花を手向ける市民ら=27日、モスクワ(AP)

 【モスクワ=黒川信雄】露野党有力指導者のボリス・ネムツォフ元第一副首相=当時(55)=が殺害され1年となった27日、モスクワ市中心部で大規模な追悼デモが行われた。しかし当局は首謀者を逮捕しないまま捜査を事実上終了。事件は政治的動機も疑われたが真相は闇のなかで、人々は政権の対応に強い怒りをぶつけていた。

 「プーチンのいないロシアを!」「ロシアは自由になる!」

 約2時間行われたデモでは、政権を糾弾するシュプレヒコールが繰り返し巻き起こっていた。内務省の発表によると、約7500人が参加したという。

 主催者側は当初、殺害現場のクレムリン近くの橋を通過するルートを申請したが市当局は拒否し、別ルートで開催された。当日は付近の地下鉄も一部が運転を中止。参加した若い女性は「(運転中止は)偶然工事が行われたからというけど、そんなはずはない。当局は参加者を制限したいだけよ」と憤った。

 ネムツォフ氏は昨年2月27日深夜、背後から何者かの銃撃を受け死亡。同氏は当時、ウクライナ紛争へのロシア介入に反対するデモを計画していたほか、ウクライナ東部でのロシア軍の活動の実態を暴く報告書の公表を計画していたことから、殺害は政治的動機が強く疑われた。

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