産経ニュース

【緊迫・南シナ海】インドネシア、南シナ海南端の兵力倍増 国防相が明言 中国の脅威に対応 4千人規模

ニュース 国際

記事詳細

更新

【緊迫・南シナ海】
インドネシア、南シナ海南端の兵力倍増 国防相が明言 中国の脅威に対応 4千人規模

24日、ジャカルタのインドネシア国防省で、産経新聞と単独会見した、リャミザルド国防相 24日、ジャカルタのインドネシア国防省で、産経新聞と単独会見した、リャミザルド国防相

 【ジャカルタ=吉村英輝】インドネシアのリャミザルド国防相は24日、首都ジャカルタで産経新聞と単独会見し、中国の軍事的脅威が高まる南シナ海の南端に位置する、インドネシア領ナトゥナ諸島の防衛体制について、駐留兵力を現状の約2倍の4千人規模に増強し、「北からの脅威に備える」方針を明らかにした。

 中国が南シナ海のほぼ全域の管轄権を主張する根拠としている「九段線」は、ナトゥナ諸島沖の排他的経済水域(EEZ)の一部と重複している。中国は、同諸島はインドネシアに帰属するとしているが、周辺には海底ガス田や良好な漁場が広がり、インドネシアは外国勢力の進出を警戒している。

 リャミザルド氏は、ジョコ大統領が「海洋大国」を目指しており、「外国漁民の不法操業などから権益を守る必要がある」と指摘。同諸島への海軍基地構築やフリゲート艦3隻の展開、滑走路延伸やレーダー強化と戦闘機の配備、特殊部隊の投入などの計画を説明。これにより、現在約2千人の駐留兵力は4千人規模になるとの見通しを示した。

「ニュース」のランキング