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欧州最大の音楽祭にクリミア・タタール系の女性歌手出場 併合から2年、プーチン政権へのメッセージ

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欧州最大の音楽祭にクリミア・タタール系の女性歌手出場 併合から2年、プーチン政権へのメッセージ

ファンに手を振るジャマラさん=ウクライナ(ロイター) ファンに手を振るジャマラさん=ウクライナ(ロイター)

 【モスクワ=黒川信雄】毎年、開催される欧州最大の音楽祭「ユーロビジョン」で、今年のウクライナ代表に、同国南部クリミア半島の少数派民族、クリミア・タタール人を祖先に持つ女性人気歌手の出場が決まった。ロシアによるクリミア併合から来月で2年。今回は、5月にスウェーデン・ストックホルムで開催される予定で、大きな注目を浴びそうだ。

 出場が決まったジャマラさんは21日の最終選考会で優勝。発表曲の「1944」は、ソ連の独裁者、スターリンによるタタール人のクリミアからの追放を題材にしている。タタール人に対する抑圧的な政策を続けるプーチン政権へのメッセージにもなりそうだ。

 この決定に、ロシア国内では反発が起きており、露下院議員から「大半のウクライナ人は電力費を支払えず、ユーロビジョンを(テレビで)見ることもできないだろう」などと侮蔑的ともとれる発言が出ている。

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