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ロシアの原油増産凍結、「3月1日までに」結論 エネルギー相が言及
ロシアのノバク・エネルギー相は20日放映の地元テレビで、主要産油国による増産凍結案について3月1日までに結論を出すべきだと述べ、原油安阻止に向け早期実行が欠かせないとの考えを示した。ロイター通信が伝えた。
増産凍結はロシアとサウジアラビアなど4カ国が16日に合意し、他の産油国に同意を求めた。経済制裁が解除されて増産を表明しているイランが参加するかが焦点だ。ノバク氏は、ベネズエラがイランと引き続き協議していると説明した。
ノバク氏は有力な産油国であるノルウェーとメキシコに関しても「建設的な立場を取ると信じている」と指摘し、生産調整に加わるとの見通しを示した。(共同)