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ユニクロ展開のファストリ ロンドンなど海外でインターン開始

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ユニクロ展開のファストリ ロンドンなど海外でインターン開始

18日、シンガポールのファーストリテイリング事務所で、同社幹部と議論する日本からのインターンシップの学生 18日、シンガポールのファーストリテイリング事務所で、同社幹部と議論する日本からのインターンシップの学生

 【シンガポール=吉村英輝】ユニクロなどを展開するファーストリテイリングは18日、日本の学生73人を対象にしたインターンシップを、事業を展開する海外5カ所で開始した。多くの企業は、採用強化や社会貢献につなげようと、学生を対象にした就業体験を展開しているが、海外にまで研修場所を広げた活動は大手では初の試みという。

 実施したのは、シンガポール、上海、台北、メルボルン、ロンドン、シンガポールの5都市。昨年12月の最終応募者総数約2400人から選抜された学生が、店舗研修や市場調査を23日まで行う。

 シンガポールの同社オフィスでは18日、学生15人が、10年後のユニクロに向けたプレゼンテーションを実施。あるグループが「出稼ぎ労働者問題なども解決する事業モデルを」と提案すると、企業幹部は「良い切り口。他にやるべき社会貢献があるか研修で視野を広げてほしい」とアドバイスしていた。

 同社は2008年から学生へのインターンシップを実施し、12年からは1週間程度のプログラムを組んで制度化してきた。一方、ユニクロの店舗数は昨年11月、国内(844)を海外(864)が初めて上回るなど、海外で伸びている。

 研修に応募した学生は、語学力も高く海外志向があるという。旅費などをすべて負担しての海外での実施の狙いについて、同社広報担当者は「優秀なグローバル人材の育成につなげる」と話している。

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