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【豪次期潜水艦】豪州と最高機密のステルス技術共有へ 日本の「そうりゅう型」選定で 日独仏受注競争で日本が保証 豪紙報道

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【豪次期潜水艦】
豪州と最高機密のステルス技術共有へ 日本の「そうりゅう型」選定で 日独仏受注競争で日本が保証 豪紙報道

海上自衛隊潜水艦「そうりゅう」=神戸市兵庫区の三菱重工業神戸造船所 海上自衛隊潜水艦「そうりゅう」=神戸市兵庫区の三菱重工業神戸造船所

 さらに、船体を通常より6~8メートル延伸し、より大型の蓄電池を積載できるようにしたタイプを、豪州に提供することも提案しているという。

 同紙によると、そうりゅう型は、搭載する蓄電池を従来の鉛蓄電池に代え、より高機能で軽量なリチウムイオン蓄電池への移行を進めている。通常動力型の潜水艦では、蓄電池の性能が潜行航続距離などを左右する。日本の防衛関係者は同紙に、「ライフル銃の銃弾を蓄電池に撃ち込むなどのリチウムイオン蓄電池の安全性試験を実施している」と説明している。

 日本側による機密情報の共有について、同紙は「この決定は、豪州を極めて重要なパートナーだとする日本の認識に基づいている」との若宮副大臣の言葉を引用している。

 豪州は、2020年代半ば以降、老朽化が進むコリンズ級潜水艦と入れ替えるため、新型潜水艦を8~12隻建造する計画。建造やメンテナンスをなどを合わせ、総額500億豪ドル(約4・4兆円)相当の大型契約となるとみられる。日独仏は昨年、潜航能力やコスト、経済効果についての計画書を提出。豪政府は今年半ばにも共同開発相手を決定する方針だ。(塩原永久)

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