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【米大統領選】「非主流派」サンダース、トランプ両氏が勝利 ニューハンプシャー州予備選

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【米大統領選】
「非主流派」サンダース、トランプ両氏が勝利 ニューハンプシャー州予備選

民主党の大統領候補、サンダース氏=9日、ニューハンプシャー州コンコルド(ロイター) 民主党の大統領候補、サンダース氏=9日、ニューハンプシャー州コンコルド(ロイター)

 【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)=加納宏幸】11月の米大統領選に向けた民主、共和両党の候補指名争いは9日、第2戦の東部ニューハンプシャー州予備選が行われ、民主党はバーニー・サンダース上院議員(74)、共和党は不動産王ドナルド・トランプ氏(69)の「非主流派」が初勝利した。民主党で本命視されるヒラリー・クリントン前国務長官(68)は敗れた。

 10日午前4時(日本時間10日午後6時)現在の集計によると、民主党はサンダース氏が60%でクリントン氏の38%を圧倒した。共和党はトランプ氏が35%、ジョン・ケーシック・オハイオ州知事(63)が16%、テッド・クルーズ上院議員(45)が12%。

 予備選を制した2人はいずれも1日の初戦アイオワ州党員集会で2位だった。

 アイオワ州でもクリントン氏に0・2ポイント差に迫ったサンダース氏は勝利宣言で、「アイオワ州、ニューハンプシャー州で起きたことは政治革命の始まりにほかならない」と述べた。

 サンダース氏はニューハンプシャー州に隣接するバーモント州選出。公立大学の授業料無料化をうたって若者を引き付けていることを追い風に、リベラルな民主党支持者が多いニューハンプシャー州で予備選の勝利につなげたとみられる。

 「民主社会主義者」を自任するサンダース氏が勝利を今後の予備選・党員集会につなげ、クリントン氏とどこまで戦えるかが焦点。全米レベルの世論調査では同氏がなお優勢にある。

 共和党のトランプ氏は世論調査の支持率で首位を占めながらアイオワ州でクルーズ氏に次ぐ2位に終わった。そのため、ニューハンプシャー州では雪辱を目指して有権者への戸別訪問などの地元対策を徹底。勝利宣言では「米国を再び偉大にする」と述べた。

 過去の共和党候補指名争いでは、同州を制して指名を獲得した候補が多い。トランプ氏に敗れたケーシック氏ら「主流派」は巻き返しを目指す。次の戦いは20日で、民主党はネバダ州党員集会、共和党はサウスカロライナ州予備選を行う。

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