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【ミャンマー情勢】与党、スー・チー氏の大統領就任に向け憲法条項の一部停止模索

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【ミャンマー情勢】
与党、スー・チー氏の大統領就任に向け憲法条項の一部停止模索

ミャンマーの首都ネピドーで、議会に登院したアウン・サン・スー・チー氏=8日(左から2人目)(共同) ミャンマーの首都ネピドーで、議会に登院したアウン・サン・スー・チー氏=8日(左から2人目)(共同)

 【シンガポール=吉村英輝】ミャンマー新議会は8日、重要法案を審議する上下両院合同の連邦議会を初めて開催し、注目される新大統領候補の指名を3月17日に行うことを決めた。与党の国民民主連盟(NLD)は、党首のアウン・サン・スー・チー氏の大統領就任の実現に向けて憲法条項の一部停止を模索しており、動向が注目される。

 ミャンマーの2つの政府系テレビは7日、NLDと国軍の間で、憲法条項の停止問題で「明るい結論が出そうだ」と伝えた。憲法は外国籍の家族を持つ者の大統領資格を認めておらず、息子が英国籍のスー・チー氏の障害となっている。

 憲法条項の一部停止は憲法改正よりハードルが低く、議会の過半数を握るNLD単独でも実現が可能。しかし、国軍との対立を抱えての国政運営は難しく、「NLD幹部が将軍クラスと面談し、理解の取り付けを加速させている」(関係者)とされる。

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