産経ニュース

【台湾南部地震】死者は11人、負傷470人超に 生後10日の女児も犠牲

ニュース 国際

記事詳細

更新

【台湾南部地震】
死者は11人、負傷470人超に 生後10日の女児も犠牲

台湾南部・台南市新化区で、地震の影響で傾いた銀行ビル(田中靖人撮影) 台湾南部・台南市新化区で、地震の影響で傾いた銀行ビル(田中靖人撮影)

 【台南=田中靖人】台湾の中央気象局によると、6日午前3時57分(日本時間同4時57分)、台湾南部・高雄市を震源とするマグニチュード(M)6・4の強い地震が発生した。震源の深さは16・7キロ。台湾の消防当局などによると、台湾南部で計11人が死亡し、470人以上が負傷した。

 中央通信社などによると、震源に近い台南市の永康区で16階建ての集合住宅が倒壊し、死傷者の多くはこの集合住宅の住民だった。現場から250人超が避難したり救出されたりしたが、生後10日の女児や5歳の女児ら計9人の死亡が確認された。

 また、同市の別の場所で男女2人が死亡した。

 台南市では集合住宅を含め建物9棟が倒壊し、複数のけが人が出た。このほか、雲林県と嘉義県でも落下物や転倒による負傷者が出た。永康区の集合住宅の被害が突出しており、当局は手抜き工事や設計ミスがなかったかを調べる方針。

 台北など一部を除く台湾のほぼ全土で揺れが観測され、台湾高速鉄道(台湾新幹線)は中部の台中市以南でほぼ終日運休した。台南市と高雄市では計16万戸以上が停電となった。

 日本の対台湾窓口機関、交流協会の高雄事務所によると、6日午後6時現在、日本人の被害は確認されていない。

 台湾では1999年9月、中部、南投県を震源とするM7・7(台湾当局は7・3と発表)の大地震が発生。当局によると、2400人以上が死亡した。

このニュースの写真

  • 死者は11人、負傷470人超に 生後10日の女児も犠牲

「ニュース」のランキング