産経ニュース

シェークスピア没後400年、遺言書公開 遺産の大部分を長女一家に、妻には「2番目のベッドと家具」

ニュース 国際

記事詳細

更新


シェークスピア没後400年、遺言書公開 遺産の大部分を長女一家に、妻には「2番目のベッドと家具」

 【ロンドン=岡部伸】英国立公文書館とキングス・カレッジは2日、今年が文豪、ウィリアム・シェークスピアの没後400年であることを記念し、シェークスピアが生前に署名した最後の遺言書など重要文書6点を公開した。家族にくまなく遺産や銀の食器などの遺品を残したほか、劇団仲間の俳優に記念指輪を買う費用や故郷の友人にも遺産や遺品を与える内容で、家族思いの社交家として文豪が故郷で幸福な最晩年を送ったことをうかがわせている。

 ロンドンで劇作家として成功を収めたシェークスピアは1613年、故郷ストラトフォードに戻り、悠々自適の生活を送った後、誕生日の16年4月23日に52歳で生涯を終えた。

 死を予感したのか同年1月から遺言書を書いたシェークスピアは、同年2月に結婚した次女ジュディスの婚約者に隠し子が発覚したため、遺産のうちジュディスへ渡る分が婚約者の不実な行為にさらされることのないよう修正。弁護士に法的に有効な公文書として書き直させた3ページにわたる遺言書に3カ所署名した。

「ニュース」のランキング