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【ジカ熱】
WHO、緊急事態を宣言 妊婦の渡航、注意呼びかけ

ジカ熱は蚊が媒介するジカウイルスを原因とした感染症で、昨年5月にブラジルで感染が報告後、20カ国・地域以上に拡大。感染者は最大400万人に達するとも予想される。ブラジルでは昨年10月以降、4千人以上の小頭症の新生児が確認され、ジカ熱との関連が疑われている。
WHOによる緊急事態宣言は2014年8月、西アフリカを中心に感染が拡大したエボラ出血熱以来。同年5月にはポリオ(小児まひ)でも同様の措置をとっている。