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【複眼ジャーナル】21世紀のラッダイト運動 共有経済は「労働者壊す」

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【複眼ジャーナル】
21世紀のラッダイト運動 共有経済は「労働者壊す」

ウーバーなど21世紀を代表する技術革新に対して批判的な米大統領選の民主党候補の一人、バーニー・サンダース上院議員=18日、米バーミンガム(AP) ウーバーなど21世紀を代表する技術革新に対して批判的な米大統領選の民主党候補の一人、バーニー・サンダース上院議員=18日、米バーミンガム(AP)

 産業革命期にあった19世紀初めの英国では、失業を懸念した労働者が「ラッダイト運動」と呼ばれる紡織機の破壊行為を繰り返した。「拡大する所得格差や平均賃金の低下基調が続く現代でも、似たような技術革新に対する社会不安が根強い」(ヒル氏)

 そうは言っても、創業間もない両社は倍々ゲームで売り上げを伸ばし、企業価値はそれぞれ200億ドルを超えた。

 ちなみに、サンダース議員の選挙チームが移動する際、「資本家の味方」として敵視するクリントン前国務長官の陣営よりも高い頻度でウーバーを利用しているそうだ。消費者を味方にしきれない「21世紀のラッダイト運動」の腰がやや引けているわけである。(ニューヨーク駐在編集委員 松浦肇)

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