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ベトナム党大会開幕 「親中」書記長が留任か TPP推進の改革派首相、去就に注目

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ベトナム党大会開幕 「親中」書記長が留任か TPP推進の改革派首相、去就に注目

 【シンガポール=吉村英輝】2020年までの国家の基本方針などを討議する、ベトナム共産党の第12回党大会が20日、開幕した。共産党一党支配の同国では、党大会は最高意思決定機関で、原則5年ごとの開催。最高指導者で「親中派」とされるグエン・フー・チョン書記長(71)と、党序列3位で「改革派」とされるグエン・タン・ズン首相(66)の去就が注目される。

 一部メディアは、退任が予想されたチョン書記長の一時留任と、書記長への昇格がうわさされたズン首相の退任が、内定したとの観測を報じている。最高指導部人事は、党大会最終日の28日に発表される。

 ズン首相は、南シナ海の領有権をめぐり中国との対立が深まる中、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への参加を決めるなど、米国との関係強化と経済改革を進めた。ただ、豪ニューサウスウェールズ大のカール・セイヤー名誉教授は、ズン首相は書記長の「有力候補」ながら、首相再任経歴や年齢規定から、前例に従えば選出はないと指摘する。

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