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【「帝国の慰安婦」問題】初公判で朴教授、「名誉は傷つけていない」と無罪主張 「検察側に著書の誤読、曲解がある」

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【「帝国の慰安婦」問題】
初公判で朴教授、「名誉は傷つけていない」と無罪主張 「検察側に著書の誤読、曲解がある」

 【ソウル=名村隆寛】慰安婦問題に関する韓国の学術書「帝国の慰安婦」で、元慰安婦の名誉を傷つけたとして名誉毀損罪で在宅起訴された朴裕河(パク・ユハ)世宗大教授の初公判が20日、ソウル東部地裁で開かれた。公判で検察側は、朴氏の著書の中で慰安婦に関して「『自発的な売春』や『日本軍と同志的関係にもあった』などとの虚偽の事実の記述があり、元慰安婦らの名誉を毀損した」と起訴理由を述べた。これに対し、朴氏の弁護人は「(同書に)虚偽の事実はなく、元慰安婦の女性らの名誉を傷つける意図もなかった」として、起訴事実を否認して争う構えを示した。

 「帝国の慰安婦」をめぐっては、元慰安婦らが「侮辱だ」と反発し、2014年6月に刑事告訴。検察は昨年11月に朴氏を在宅起訴した。朴氏は「検察側の解釈には著書の誤読、曲解があり、内容を十分に理解していない」とし、一貫して名誉毀損の意図がなかったことを主張してきた。

 朴氏は19日、市民が陪審員として裁判に参加する「国民参与裁判」の実施を申請。裁判長は、証拠資料を調べた上で、実施するかどうかについて後日、判断する方針を示した。初公判は国民参与裁判の申請を受け、「公判準備手続き」として行われた。次回公判は今月29日に開かれる。

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