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【北朝鮮核実験】
対北制裁強化法案を圧倒的多数で可決/米下院
北朝鮮の朝鮮労働党中央委員会庁舎前で記念撮影する金正恩第1書記(前列中央)と核実験に「寄与」した核科学者や技術者ら。労働新聞が11日掲載した(聯合=共同)
【ワシントン=加納宏幸】核実験を実施した北朝鮮への制裁強化法案を審議していた米下院は、12日の本会議で、418対2の圧倒的な賛成多数で法案を可決した。弾頭の小型化や弾道ミサイルの長距離化に要する開発資金が北朝鮮に流入するのを阻止する目的。上院でも近く同様の法案を審議する見通しで、可決すればオバマ米大統領の署名を経て制裁が可能となる。
法案は北朝鮮の核・ミサイル開発、ぜいたく品の輸入、マネーロンダリング(資金洗浄)などに関わった団体や個人に制裁を科す内容で、対象に指定されると金融機関を含む米国企業との取引ができなくなる。
共同提案者のロイス下院外交委員長(共和党)は「金正恩第1書記や高官を外国の銀行に持つ資産から隔離する」ことが法案の狙いであると説明。北朝鮮の後ろ盾である中国の企業が念頭にあるとみられる。
