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【本紙前ソウル支局長判決詳報(上)】3時間も立ったまま裁判長を見つめ続けた 異例ずくめの展開に…

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【本紙前ソウル支局長判決詳報(上)】
3時間も立ったまま裁判長を見つめ続けた 異例ずくめの展開に…

2015年12月17日、ソウル中央地裁に入る産経新聞の加藤達也前ソウル支局長(納冨康撮影)

 韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の名誉をコラムで傷つけたとして在宅起訴された産経新聞の加藤達也前ソウル支局長(49)に対する判決公判が昨年12月17日、ソウル中央地裁で開かれ、李東根(イ・ドングン)裁判長は、無罪を言い渡した。加藤前支局長は、約3時間にわたって立ったまま、李裁判長の一言一句を聞き続けた。予想を覆す展開の末、裁判所が無罪と判断したポイントは何だったのか。あらためて判決のもようを詳報する。(ソウル支局)

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 裁判所周辺の様子は前回までとは一変した。

 入り口周辺は、日韓の記者やカメラマンでごった返し、地元警察も警察官数十人を投入し、厳重な警備態勢を敷いた。

 午後1時20分過ぎ、加藤前支局長が弁護人とともに裁判所に入る。警察官がぴったり脇を固める。

 法廷の扉が開かれると、どっと日韓の報道関係者を中心にした傍聴人がなだれ込む。100席余りの傍聴席は即座に埋まり、立ち見も出た。

 法廷内でも警察官約10人が立って警戒に当たった。

 弁護側の席に着いた加藤前支局長は、しきりに弁護人と言葉を交わしていた。

 1時54分、李裁判長ら裁判官3人が入廷し、開廷を告げた。

 裁判長「前々回の期日にお話しした通り、撮影と録音は禁止ですが、パソコンの使用は許可します」

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