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「手袋捨てスシのために戦え」 NYの板前が手袋着用義務に反対 素手で握り、閉店に 「和の伝統脅かす」と訴え

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「手袋捨てスシのために戦え」 NYの板前が手袋着用義務に反対 素手で握り、閉店に 「和の伝統脅かす」と訴え

米ニューヨーク中心部にある人気のすし店「スシ・ヤスダ」(黒沢潤撮影)

 ローゼンバーグさんは、(1)すし職人は手先で鮮度を感知するが、ゴム手袋はその感覚を鈍らせる(2)すし職人は何度も手を洗うほか、握る際に手につける酢水は殺菌効果もある(3)世界で偉大な食の一つであるすしの文化を脅かしかねない-などと主張している。

 市内のあるすし店では、市の衛生基準が日本のすし文化の実態に即さないとして、「衛生当局が検査に訪れるときだけ手袋をし、帰った後は一斉に手袋をはずす」(同店幹部)という。誇りあるすし職人として、当局の方針に敢然と立ち向かう勇気ある姿勢に拍手を送る人々は少なくない。

 こうした店の大半は、ニューヨーク市と同様の衛生基準を撤回するに至ったカリフォルニア州知事の“英断”を高く評価している。

 ある邦人男性(48)は「市内のベーカリーでパンを買おうとしたとき、ゴム手袋をした店員が掃除用のホウキを触り、そのままパンを触ったので衝撃を受けた。ゴム手袋着用は安全な感覚を鈍らせる」と語り、ローゼンバーグさんの主張に理解を示す。

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