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米原油輸出解禁でシェア争奪戦火ぶた ロシア牽制も世界市場への影響は限定的?

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米原油輸出解禁でシェア争奪戦火ぶた ロシア牽制も世界市場への影響は限定的?

 この結果、米国では原油の在庫が積み上がり、関連企業からは輸出解禁による市場拡大の要望が拡大。米議会では「ロシアが原油などのエネルギー輸出を使って関係国に影響力を及ぼすのを阻止できる」との立場から、原油輸出解禁を後押しする声も出ていた。

 米エネルギー情報局(EIA)の9月の報告書によると、米国が原油輸出を解禁した場合、エネルギー価格の動向によっては2025年時点の米国内の原油生産が解禁しない場合に比べて3・5%押し上げられ、原油の輸出も促される。米国の業界関係者も「買い手が見つかるにつれて、生産量は増える」と指摘する。

 ただ、原油輸入を増やしている中国は米国企業にとって有力な市場だが、中国の輸入の60%を供給するOPEC加盟国による長期契約で固められている。「OPECはそう簡単に中国市場を米国企業に譲らない」として、価格競争の激化を予想する声もあがる。

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