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中国の敵は「イスラム国」より少数民族 パリの同時テロ受け 撲滅口実に監視強化か

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中国の敵は「イスラム国」より少数民族 パリの同時テロ受け 撲滅口実に監視強化か

 青海省玉樹チベット族自治州嚢謙県では、チベット仏教寺院に思想教育を施す職員を配置している。公安部門幹部は同紙に対し、「国家を分裂させたり、社会秩序を乱したりする活動への参加を防ぐことができる」と説明した。

 当局は続発する暴力事件について、「東トルキスタン・イスラム運動(ETIM)」などの「テロ組織」と少数民族のつながりを強調している。新疆ウイグル自治区の警察当局がテロ集団28人を射殺したと伝えられた際も、地元紙「新疆日報」は「国外の過激派組織による直接指揮を受けた」とした。

 中国のチベット問題専門家は、「敵意を持つ国外勢力や宗教過激主義者に利用され、寺院や社会に害を与える僧侶がいるかもしれない」などと、当局の措置を正当化している。

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