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【パリ同時多発テロ】難民に紛れ込み入国した「実行犯」は2人 対策迫られる欧州

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【パリ同時多発テロ】
難民に紛れ込み入国した「実行犯」は2人 対策迫られる欧州

テロ容疑者の潜伏先の制圧作戦が実施された現場付近を調べる警官=18日、パリ近郊サンドニ(共同)

 【パリ=宮下日出男】パリ同時多発テロで、仏検察当局は20日、新たに実行犯の1人が、欧州に大量流入する難民や移民に紛れ込んでギリシャに入国していたことを明らかにした。実行犯7人のうち、2人が難民を装っていたことになり、欧州連合(EU)は改めて流入対策を迫られそうだ。

 難民を装っていたのは、13日にパリ郊外サンドニの競技場付近で自爆した実行犯。近くで同様に自爆し、シリア旅券を所持していたアハマド・モハマド容疑者と同じ10月3日にギリシャで入国登録されていた。登録時の指紋が遺体のものと一致した。

 また、警察が18日に急襲したサンドニの犯行グループの潜伏先で見つかった3人目の遺体の身元は、女のアスナ・アイトブラセン容疑者(26)だと判明した。同容疑者は急襲で死亡した主犯格、アブデルハミド・アバウド容疑者のいとことみられている。

 一方、仏メディアによると、警察の襲撃時に自爆した容疑者1人は当初発表された女ではなく、男だったとの情報もある。当局が身元の確認を急いでいる。

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