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馬総統が中台会談への批判に反論 米中台の「3者が勝利を得た」と主張

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馬総統が中台会談への批判に反論 米中台の「3者が勝利を得た」と主張

13日、台北市内の総統府で、記者団の質問に答える台湾の馬英九総統(田中靖人撮影)

 【台北=田中靖人】台湾の馬英九総統は13日夕、台北の総統府で内外記者会見を開き、7日にシンガポールで行った中国の習近平国家主席との首脳会談について「先に主権問題を解決しろというなら(諸問題は)解決しきれない」と述べ、会談で譲歩しすぎたとする野党の批判に反論した。

 馬総統は「国際社会の多くの反応は肯定的なものだ」とした上で、「両岸(中台)が共同で世界に向け平和のメッセージを伝えることで、米国、大陸(中国)、台湾の3者が勝利を得た」と成果を強調した。

 世論調査会社「台湾指標民調」が12日に発表した調査結果によると、首脳会談で馬総統が台湾の「主権と尊厳を守れたか」との質問に、52.7%が「守れなかった」と答えている。

 馬総統は、一連の批判に応えるため、立法院(国会に相当)で会談内容を報告することを希望しているが、野党、民主進歩党は質疑応答も求めるなど意見が対立。13日の与野党協議が物別れに終わったことを受け急遽(きゅうきょ)、会見した。

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