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【中台首脳会談】習近平・馬英九両氏にノーベル平和賞? 「南北首脳会談と遜色ない」との過大評価に失笑も

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【中台首脳会談】
習近平・馬英九両氏にノーベル平和賞? 「南北首脳会談と遜色ない」との過大評価に失笑も

笑みを見せる台湾の馬英九総統=5日、台北(ロイター=共同)

 1949年の分断後、初の中台首脳会談を7日にシンガポールで行う中国の習近平国家主席と台湾の馬英九総統が将来、ノーベル平和賞を受賞する可能性があるという。中国の専門家の意見だが、2000年の南北首脳会談を引き合いに出す過大評価に、中国国民の間からは失笑が漏れている。(北京 川越一)

     

 習氏と馬氏のノーベル平和賞受賞を唱えているのは、中国の名門、清華大学公共管理学院の台湾研究者、鄭振清助教授。鄭助教授はシンガポールの中国語紙「聯合早報」に対し、こう語っている。

 「任期中に両岸(中台)の指導者の歴史的な会談を実現させたことは、馬英九氏の歴史上の評価を高める。習近平氏にとってもプラスポイントとなる。大陸の世論は習氏に肯定的で、習氏が体現した指導者としての勇敢な精神も、指導者の大きな格を示している。ノーベル平和賞を受賞する価値があると思う」

 鄭助教授がよりどころとしているのは、2000年6月に北朝鮮の首都、平壌を訪問し、北朝鮮の金正日朝鮮労働党総書記(当時)との間で、史上初の南北首脳会談を実現させた韓国の金大中大統領(当時)が、同年のノーベル平和賞を受賞したこと。

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