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【日韓首脳会談】「韓日関係改善の最大の障害物」 蒸し返し続く慰安婦問題 朴大統領みずから袋小路に

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【日韓首脳会談】
「韓日関係改善の最大の障害物」 蒸し返し続く慰安婦問題 朴大統領みずから袋小路に

2日、ソウルの青瓦台で安倍首相(左)を出迎える朴槿恵大統領(聯合=共同)

 【ソウル=名村隆寛】日韓首脳会談で、慰安婦問題の早期妥結を目標に協議を続けていくことで双方が一致した。ただ、会談で朴槿恵大統領は、慰安婦問題を「韓日関係改善の最も大きな障害物」だと位置づけ、「被害者(元慰安婦)が受け入れ、(韓国の)国民が納得できるよう早期解決すること」を安倍晋三首相に求めたという。満足する措置がない限り、妥協はしないとの姿勢をあらためて示した格好だ。

 朴政権下で慰安婦問題が妥結するとしても、安倍首相が指摘したように懸案が永久に解消される保証はない。慰安婦問題が日韓の懸案となった1990年代初め以降、日韓の歴代政権が「解決」を試み繰り返してきたにもかかわらず、“韓国側の事情”で合意は覆り、政権が代わるたびに問題は蒸し返されてきた。

 韓国での日本への反発はますますエスカレート。特に朴政権発足後の2年8カ月余りは局長級協議を継続しているが、事実上、日本に対応を強いるばかりの状態が続いている。今回も朴大統領は、問題解決を完全に日本側に委ねた。

 慰安婦問題の進展について韓国メディアでは最近、「期待できない」との悲観論が目立った。就任以降、慰安婦問題に固執し、安倍首相との会談を拒み続けた朴大統領に、韓国では「首脳同士が直接会って話すべきだ」との意見が元政府当局者らから出ていた。

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