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【マレーシア機撃墜】オランダ安全委が最終報告書 墜落原因は露製ミサイル「ブク」と結論

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【マレーシア機撃墜】
オランダ安全委が最終報告書 墜落原因は露製ミサイル「ブク」と結論

13日、オランダのヒルゼ・レイエン空軍基地で、マレーシア航空機の残骸前で記者会見するオランダ安全委員会のメンバー(AP)

 【ベルリン=宮下日出男】ウクライナ東部で昨年7月に起きたマレーシア機撃墜事件で、国際調査を主導してきたオランダ安全委員会は13日、墜落原因に関する最終報告書を発表し、マレー機はロシア製地対空ミサイル「ブク」によって撃墜されたと結論づけた。報告書はブクを発射した組織には言及していないが、分析の結果、ウクライナ東部ドネツクの東方の約320平方キロの範囲から発射されたとみられるとした。

 また、マレー機が紛争地域上空を飛行していたことを受け、安全委はウクライナ政府が当時、予防措置として該当空域を閉鎖すべきだったとも指摘した。

 最終報告書により、これまで疑われていたブクによる撃墜が確認された形だ。欧米やウクライナ政府は親ロシア派武装勢力がミサイルを発射したと主張。露側はウクライナ政府軍による撃墜だと反論している。

 撃墜の責任者の追及については、オランダ検察当局などの国際的な合同捜査チームが刑事事件として捜査中。今後数カ月を要するとみられる。事件は昨年7月17日に発生。アムステルダム発クアラルンプール行きのマレーシア航空の旅客機が撃墜され、乗員乗客298人が死亡した。

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