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【シリア情勢】ロシア軍、3日連続で空爆実施 対象地域を拡大か シリアは国連演説へ

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【シリア情勢】
ロシア軍、3日連続で空爆実施 対象地域を拡大か シリアは国連演説へ

ロシアの空爆で破壊されたとみられるシリア北西部イドリブの訓練キャンプ=1日(ゲッティ=共同)

 【モスクワ=黒川信雄、ニューヨーク=黒沢潤】ロシア国防省は2日、露空軍が1日から2日未明にかけ、シリア領内で3日連続となる空爆を実施したと発表した。

 露空軍の空爆はこれまで、シリア政府軍と反体制派、スンニ派過激組織「イスラム国」の支配領域が接する北西部を中心に行われていたとされる。

 だが、露国防省によると1日の空爆では戦闘爆撃機スホイ34を使い、イスラム国支配地域の中心地であるラッカ周辺の軍事訓練キャンプを攻撃したといい、ロシアが空爆地域を拡大している可能性がある。

 欧米側から、シリアの反体制武装勢力の支配領域が空爆されたとの指摘が出る中、露国防省高官は「テロリストの弾薬集積所、燃料貯蔵施設を完全に破壊した」と強調し、あくまで攻撃目標は「イスラム国」の拠点であるとの見解を示した。露空軍は9月30日の作戦開始から、すでに数十回の空爆を実施したとみられている。

 一方、シリアのムアッリム外相は2日、ニューヨークの国連総会で一般討論演説。「イスラム国」対策でロシアとの連携の重要性を強調するとともに、アサド政権に退陣を迫る欧米諸国を牽制する見通しだ。

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