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ターンブル豪首相が就任 経済政策立て直しが急務

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ターンブル豪首相が就任 経済政策立て直しが急務

連邦議会で発言するターンブル豪新首相=15日、キャンベラ(AP)

 【シンガポール=吉村英輝】オーストラリアの与党自由党の党首選でアボット氏を破ったターンブル氏は15日、首都キャンベラで連邦総督の任命を受けて新首相に就任した。アボット前首相の支持率低迷の大きな要因となった経済政策の立て直しが、当面の最重要課題となる。

 地元メディアが「党内クーデター」と評した党首選での勝利から一夜明けた15日、ターンブル氏は「繁栄を確実にする基礎をつくる」と述べ、資源ブームに依存した成長モデルからの脱却を宣言した。経営感覚に優れた新首相への期待感もあり、15日の外国為替市場では、下落傾向が続いていた豪州ドルが対米ドルや日本円で一時、2週間ぶりの高値をつけた。

 豪統計局が今月上旬に発表した4~6月期の国内総生産(GDP)は、前期比0・2%増と、1~3月期の同0・9%から減速が鮮明になった。失業率は6%台で高止まりし、労働組合が基盤の野党・労働党が支持を得やすい状況が続く。

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