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「指導力なし」豪与党閣僚が党首選突き付け 受けて立つアボット首相、即日党首選を表明

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「指導力なし」豪与党閣僚が党首選突き付け 受けて立つアボット首相、即日党首選を表明

14日、オーストラリアの首都キャンベラで会見するターンブル通信相(AAP通信提供・共同)

 【シンガポール=吉村英輝】オーストラリアのターンブル通信相は14日、首都キャンベラで記者会見し、自らが所属する自由党の党首であるアボット首相に党首選を行うよう要求し、通信相を辞任すると伝えたことを明らかにした。地元メディアによると、ターンブル氏は党首選で勝てば、アボット氏に代わり首相に就任する構えだ。

 これを受け、アボット氏は「混乱をとめねばならない」として、党首選を14日夜に実施する方針を示した。同様にアボット氏への不信任を示唆したビショップ外相が務める副党首ポストについても選挙を行うと表明した。

 ターンブル氏は、「国が必要とする経済政策を進める指導力がなかった」とアボット氏を批判した。

 ターンブル氏は2008年9月から自由党党首を務めたが、09年12月の党首選でアボット氏に小差で敗れた。

 支持率が低迷するアボット首相に党首交代を求める動きは、今年2月に続き2度目。このときは党首選に至らずアボット氏が続投を決めたが、この際に約束した半年間での党勢立て直しが進んでいないとし、党内からも批判が出ていた。

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