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【環球異見】米共和党のトランプ旋風 欧米メディアは一様に批判的 一方「大統領候補の可能性ある」との指摘も

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【環球異見】
米共和党のトランプ旋風 欧米メディアは一様に批判的 一方「大統領候補の可能性ある」との指摘も

27日、米南部サウスカロライナ州で開かれた集会で演説するトランプ氏 (AP)

 2016年米大統領選挙の共和党候補者指名争いで、支持率トップの不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)の暴言が止まらない。移民問題でメキシコ人を「強姦(ごうかん)犯」と決めつけ、批判の矛先は今や日本や中国にまで及んでいる。同氏の言動に、欧米メディアは一様に批判的だ。一方で、当初“泡沫(ほうまつ)候補”とみられていたが、大統領候補になる可能性も出てきたとして同氏の発言を正面切って論評する記事も現れた。

 □ワシントン・ポスト(米国)

 ■米国版プーチン、長く続かず

 米紙ワシントン・ポストは22日付の社説で、不法移民を侮辱するトランプ氏の言葉遣いを理性ではなく感情に訴えるもので、「手に負えなくなる」おそれがあるとした。同紙は暴言によって高い支持率を維持している「トランプ旋風」に批判的な目を向けており、コラムニストの一人はそのポピュリストぶりをロシアのプーチン大統領になぞらえた。

 社説はトランプ氏がメキシコからの不法移民を「強姦犯」と決めつけて侮辱したことを挙げて、こうした発言によって「政治的に有利になるよう意図的に世論の激情を刺激している」と指摘した。

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