産経ニュース

【論戦・安保法制】識者に聞く 米戦略国際問題研究所(CSIS)・ニコラス・セーチェーニ日本副部長「地域安定が最重要。米国の利益に」

ニュース 国際

記事詳細

更新

【論戦・安保法制】
識者に聞く 米戦略国際問題研究所(CSIS)・ニコラス・セーチェーニ日本副部長「地域安定が最重要。米国の利益に」

米戦略国際問題研究所(CSIS)のニコラス・セーチェーニ日本副部長 

 日本が直面する安全保障環境は複雑さを増しています。北朝鮮は核兵器開発を進め、その弾道ミサイルは日本を向いています。中国の軍事的野心や海洋戦略は予測できません。尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺での威圧的な活動をみても、中国が究極的にアジア太平洋の海洋領域を支配し、米国の接近を制限する意図は明らかでしょう。

 米国、日本をはじめとする地域の各国には、経済的繁栄の礎としてアジア太平洋の安定を維持する共通の責任があります。安全保障関連法案を含めた日本の安全保障政策の改革は、米国などとの調整をより緊密にすることを可能とし、地域の安定に資するものです。

 集団的自衛権(の限定的な行使容認)は非常に重要で現実的な一歩であり、日本が安保法制を通じて防衛政策の改革を決めようとしている事実に敬意を表したい。米国が日本に対して何をすべきか命令するものではないからです。

「ニュース」のランキング