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【朝鮮半島情勢】朴大統領、中国傾斜強める 軍事パレード出席、北牽制の狙いも

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【朝鮮半島情勢】
朴大統領、中国傾斜強める 軍事パレード出席、北牽制の狙いも

 【ソウル=藤本欣也】韓国の朴(パク)槿恵(クネ)大統領が米国の慎重論を押し切る形で軍事パレードの参観を決めた。最大の同盟国・米国と、最大の貿易相手国・中国の間で板挟みになった朴政権が、「中国重視」の決断を下すのは、アジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加に続くものだ。軍拡を進める中国への警戒論が広がる中、中国傾斜を強める韓国は日米にとって頭の痛い存在となっている。

 朴政権としては軍事パレード参観の見返りに、韓国での年内開催を調整している日中韓首脳会談への中国の参加意思を、習近平国家主席から引き出せると判断したとみられる。

 日中韓首脳会談の場を利用して、懸案の日韓首脳会談を実現させれば、米国が望む日韓関係改善に資することにもなる。日米両国は表立って批判できないとの読みだ。

 朴大統領はまた、今回の中韓首脳会談で両国関係の緊密ぶりを誇示し、緊張緩和で合意したばかりの北朝鮮を改めて牽(けん)制(せい)する効果も狙っているとみられる。

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