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「感情論で捕鯨に圧力」と日本人女性監督 米アカデミー賞反証映画、モントリオール映画祭に正式出品

昨年、太地町に4カ月間住み込み、反捕鯨団体シー・シェパードが地元の漁師らに圧力をかける様子を撮影。「ザ・コーヴ」の映画監督や主要登場人物にインタビューしたほか、戦後、南極海で捕鯨を行ってきたベテラン漁師や日本政府の交渉責任者にも話を聞き、作品をまとめた。
八木さんは「海外の活動家たちは感情論で、日本の捕鯨に圧力をかけている。環境のバランスを考えたら特定の動物だけを守るのはおかしい。相手の食文化や宗教を尊重しなくては、諍(いさか)いは決して終わらない」と話している。