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【朝鮮半島情勢】緊張緩和合意はなぜ? 韓国の強硬策奏功 北朝鮮は異例の「遺憾」表明

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【朝鮮半島情勢】
緊張緩和合意はなぜ? 韓国の強硬策奏功 北朝鮮は異例の「遺憾」表明

高官会談を終え、握手する北朝鮮の黄炳瑞・朝鮮人民軍総政治局長(左)と韓国の金寛鎮・大統領府国家安保室長(右)ら=25日、板門店の韓国側施設「平和の家」(韓国統一省提供・共同)

 【ソウル=藤本欣也】合わせて40時間を超えた南北高官協議は韓国の狙い通りの結果に終わった。朴槿恵大統領は24日、北朝鮮の挑発行為について「謝罪と再発防止が最も必要だ」と述べ、譲歩しない姿勢を示していた。今回の合意はその発言に沿った内容で、韓国の強硬策が奏功した形だ。

 協議では政治宣伝放送の中止を求める北朝鮮に対し、韓国が「まず北朝鮮の謝罪が先だ」との姿勢を崩さず難航した。結局、北朝鮮側は20日の砲撃に関しては触れなかったものの、韓国軍兵士2人が重傷を負った4日の地雷爆発について「遺憾表明」を行った。

 韓国側が当初要求していた「明確な謝罪」ではないものの、北朝鮮が自らの行為に「遺憾」を表明したのは2002年の黄海での銃撃戦以来で、極めて異例のことだ。

 一方、北朝鮮が強く要求していた「政治宣伝放送の中止」には、「不正常な事態が生じない限り」という前提条件が付いた。つまり、北朝鮮が再び挑発行為などをした場合、韓国は政治宣伝放送を再開する意味合いが含まれており、北朝鮮が難色を示していた「再発防止策」の1つとなるものだ。

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