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【歴史戦】中国の書き換え圧力に屈せず 米博物館長「中立性担保」を約束 中山外務副大臣と会談

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【歴史戦】
中国の書き換え圧力に屈せず 米博物館長「中立性担保」を約束 中山外務副大臣と会談

 【ワシントン=加納宏幸】米南部テキサス州フレデリックスバーグ市の国立太平洋戦争博物館に、在米中国公館の関係者を名乗る人物が展示物の記述を書き換えるよう圧力をかけていた問題で、中山泰秀外務副大臣が19日、実態調査のため同博物館を訪れ、ジョー・カバノー館長と会談した。博物館側は展示の中立性を守ることを約束し、中国関係者などの圧力に屈しない姿勢を明確にした。

 同博物館は、先の大戦中の八路軍(人民解放軍の前身)の役割や、日本の尖閣諸島(沖縄県石垣市)領有に関し、中国共産党にとって都合のよい内容に書き換えるよう再三の要求を受けていたとされる。

 関係者によると、博物館周辺で中国系と目される団体が展示に関するビラを配布しようとして博物館側に阻止されたこともあったという。

 中山氏によると、カバノー氏は圧力に関して直接的な言及を控えたが、「国民の税金で成り立っている博物館であり、米国としての中立性を担保して運営していく」と述べた。今後も記述の書き換えに応じない決意を示したとみられる。

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