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抗日戦勝利70周年に向け「中韓共闘」で記念式典 朴大統領の出席も調整…上海「大韓民国臨時政府」跡

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抗日戦勝利70周年に向け「中韓共闘」で記念式典 朴大統領の出席も調整…上海「大韓民国臨時政府」跡

 【上海=河崎真澄】戦前に上海市内の旧フランス租界にあった「大韓民国臨時政府」の跡地に立つ記念館で、中国が「抗日戦争勝利70年」を祝う9月3日にも、中韓合同で記念式典が行われることが関係者の話で17日、分かった。

 同記念館では、中国側が費用を負担して展示品の入れ替えなど全面改装を進めており、9月3日までの工事完了を目指している。対日姿勢で“中韓共闘”を強調する動きになりそうだ。北京で予定される軍事パレードなど一連の抗日行事へ出席を招待された韓国の朴(パク)槿(ク)恵(ネ)大統領が訪中した場合、同記念館での式典にも参加する方向で上海市当局者が調整を行っているという。

 臨時政府は、日韓併合に反発した独立運動家らが、当時の中国国民党政権の支援で旧フランス租界に1919年に樹立を宣言。臨時政府は戦況に応じて上海から杭州、南京、広州や重慶などに移った。初代臨時大統領の李(イ)承(スン)晩(マン)(1875~1965)は、戦後も韓国で48年から60年に初代大統領を務めた。韓国政府は臨時政府の正統性と継承を主張しており、記念館は“聖地”ともいえる。

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