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胡錦濤・前国家主席の最側近の弟、米で亡命手続き 機密資料2700点持ち出しか?

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胡錦濤・前国家主席の最側近の弟、米で亡命手続き 機密資料2700点持ち出しか?

 令計画氏(共同)  令計画氏(共同)

 【北京=矢板明夫】昨年12月に失脚した中国の共産党の大物政治家、令計画氏の弟で元国営新華社通信記者の令完成氏が、米国に亡命していることが米メディアの報道で明らかになり、中国国内で大きな波紋を広げている。中国国内から共産党の機密資料約2700点を持ち出したとされているためで、米中央情報局(CIA)元職員のスノーデン容疑者による機密暴露の「中国版」に発展しかねない情勢だ。

 米紙ニューヨーク・タイムズなどによれば、令完成氏は妻とカリフォルニア州に滞在し、米国政府に対して政治亡命の申請手続きを進めているという。中国政府は身柄引き渡しを求めているが、米国は態度を留保しているという。

 山西省出身の令計画氏は胡錦濤前国家主席の最側近として知られ、日本の官房長官に当たる政権の大番頭役、党中央弁公庁主任を長年務め、共産党の機密情報を管理していた。

 令計画氏は5人兄妹の4人目で、事故死した長男以外には次男が山西省政治協商会議副主席に就くなどみな各方面で出世を重ねた。ちなみに5人兄妹の名前は共産党の文献によく出てくる言葉を使い、上から「路線」「政策」「方針」「計画」「完成」という。

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