産経ニュース

米最高裁、同性婚認める 禁じる州すべて違憲に 判事9人中4人反対

ニュース 国際

記事詳細

更新


米最高裁、同性婚認める 禁じる州すべて違憲に 判事9人中4人反対

26日、最高裁判決を喜ぶ同性愛の権利活動家(ロイター)

 【ワシントン=小雲規生】米連邦最高裁判所は26日、同性婚の是非をめぐる裁判で、同性婚は憲法上の権利であると認める判決を下した。この判決によって州が定めている同性婚を禁じる法律はすべて違憲となり、全米で同性婚が認められることになる。

 判決は「同性カップルは異性カップルと同様に親密な個人的関係を持つ権利がある」と指摘。「結婚が合衆国憲法上の基本的人権であるすべての根拠が同性カップルにもあてはまる」とした。9人の判事のうち5人がこの判断を支持した。

 オバマ大統領は同日、ホワイトハウスで「判決は米国社会を強くする。すべての米国人にとっての勝利だ」とする声明を発表した。

 最高裁は2013年6月、夫婦に対する税制上の優遇措置などを異性婚カップルにのみ適用していた連邦政府の結婚防衛法について違憲と判断。一方、同性婚を禁止するかどうかは州の判断に委ねられるとの立場をとっていたが、今回の判決はこの立場を変えた。

 米国では13年6月の判決を機に同性婚承認の流れが強まり、連邦高等裁判所などで同性婚を合憲とする判決が相次いで下された。AP通信によると、現在は36州と首都ワシントンで同性婚が認められており、今回の判決で残りの州でも認められるようになる。

このニュースの写真

  • 米最高裁、同性婚認める 禁じる州すべて違憲に 判事9人中4人反対

「ニュース」のランキング