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【米黒人教会銃撃】「憎悪犯罪」と断定 死亡9人のうち6人が女性 差別禁じる公民権法違反で捜査

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【米黒人教会銃撃】
「憎悪犯罪」と断定 死亡9人のうち6人が女性 差別禁じる公民権法違反で捜査

17日、米南部サウスカロライナ州チャールストンで、銃撃事件があった教会の周辺を調べる警察官ら(AP)

 【ニューヨーク=黒沢潤】米南部サウスカロライナ州チャールストンの黒人教会「エマニュエル・アフリカ系メソジスト監督教会」で17日夜、銃撃事件が発生し、礼拝中の黒人住民ら9人が死亡、1人が重傷を負った。容疑者は21歳の白人の男とみられ、銃を乱射した後に逃走した。警察は犯行を「憎悪犯罪(ヘイトクライム)」と断定、容疑者の行方を追っている。

 地元警察によれば、死者9人のうち6人が女性。教会の牧師も犠牲となった。米司法省は、容疑者の行為が黒人差別を禁じる公民権法に違反するとみて、調査する方針を表明。現場には、連邦捜査局(FBI)の捜査官も派遣された。

 ライリー市長は記者団に「容赦できない事件だ。(容疑者を)裁きの場に引き出す」と強調した。事件後、教会周辺では黒人住民らが事件に抗議した。地元警察によると、現場周辺では爆破予告があったが爆発物は見つかっていない。

 事件を受け、来年の米大統領選に出馬表明した共和党のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事が18日にチャールストンで予定していた選挙集会を延期した。

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