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韓国最古の原発が廃炉へ 全電源喪失事故隠蔽で政府が勧告 

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韓国最古の原発が廃炉へ 全電源喪失事故隠蔽で政府が勧告 

 【ソウル=名村隆寛】韓国産業通商資源省は12日、エネルギー委員会を開き、南部釜山(プサン)市郊外にあり、韓国最古の原子力発電所、古里(コリ)原発1号機の廃炉を運営会社「韓国水力原子力(韓水原)」に勧告することを決めた。韓水原は、来週にも開かれる役員会議で廃炉を決定する見通し。韓国では初の廃炉となる。

 東京電力福島第1原発の事故や、韓国での原発をめぐる不祥事を背景に、委員会では「信頼回復のため永久停止決定の必要がある」としており、運転の延長期限に当たる2017年6月以降の運転継続を申請しないよう勧告する。

 古里原発1号機は加圧水型軽水炉で、出力58万7千キロワット。1978年に運転を開始した。2007年に約30年の設計寿命を迎えたが、10年間運転が延長された。12年に全電源喪失事故が起き、韓水原の事故隠蔽が社会問題となっていた。

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