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中国台頭にらみ結束強化 フィリピン、ベトナム両軍が南シナ海でカラオケとサッカー交流会

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中国台頭にらみ結束強化 フィリピン、ベトナム両軍が南シナ海でカラオケとサッカー交流会

 【シンガポール=吉村英輝、北京=川越一】南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島で人工島建設を進める中国に反発するフィリピンとベトナムは27日、交流活動の一環として両国海軍部隊によるカラオケやサッカー大会を行った。ロイター通信が伝えた。

 交流会は昨年6月に続き2回目とみられる。昨年は、ベトナムが実効支配するサウスウエスト島に比軍が訪れた。今年はベトナム軍約60人が、フィリピンが実効支配するノースイースト島を訪れ、比軍約100人と親睦を深めた。

 両島は数キロ離れている。サウスウエスト島は1975年までフィリピンが支配していたが、当時の南ベトナムが制圧した。両国は今もそれぞれ両島の領有権を主張して対立関係にあるが、南シナ海進出を本格化させる中国に結束して対抗する姿勢を強めている。

 一方、中国外務省の華春瑩報道官は27日の定例記者会見で交流会に関し、「われわれは中国の主権と領土を守る意思と能力を有している」と反発した。

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