産経ニュース

韓国野党「公安統治の復活だ」 次期首相に法相指名の朴大統領を非難 尾を引く不正資金疑惑

ニュース 国際

記事詳細

更新


韓国野党「公安統治の復活だ」 次期首相に法相指名の朴大統領を非難 尾を引く不正資金疑惑

黄教安法相(聯合=共同)

 【ソウル=藤本欣也】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は21日、不正資金疑惑で首相を辞任した李完九(イ・ワング)氏の後任として、黄教安(ファン・ギョアン)法相(58)を指名した。国会の人事聴聞会を経て正式に任命されるが、野党側は黄氏が検察で公安を担当してきた経歴から、「公安統治の復活だ」などと非難している。

 大統領府の広報首席秘書官は「黄氏は社会の不正腐敗を根絶して新しい韓国をつくり、政治改革を成し遂げられる適任者だ」と指名理由を説明。黄氏は「厳しい時期に指名を受け、重い責任を感じている。経済安定や非正常の正常化など国家の基本を正すために最善を尽くしたい」と語った。

 黄氏はソウル出身。成均館大法学部卒。司法試験合格後、最高検公安担当課長、ソウル地検公安部長、釜山高検検事長などを経て、2013年2月の朴政権発足時から法相を務めた。

 李前首相は、建設会社会長から3千万ウォン(約330万円)の不正資金を受け取った疑いが浮上し、4月27日に辞任。現在、崔●煥(チェ・ギョンファン)経済副首相が首相代行を務めている。朴大統領は6月中旬に米国を訪問する予定で、首相就任の手続きを訪米前に終わらせたい意向とみられる。

●=日の下に火

「ニュース」のランキング