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【朝鮮半島ウオッチ】「安倍日本」憎し 朴槿恵政権「対日外交タスクフォース」 韓国は何をしようとしているのか

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【朝鮮半島ウオッチ】
「安倍日本」憎し 朴槿恵政権「対日外交タスクフォース」 韓国は何をしようとしているのか

 ただ、これで朴外交が変わるかは大いに疑問。なぜなら硬直した対日政策の推進者が尹炳世外相その人だからだ。日中関係が動いたことで韓国の孤立への危機感が増し、韓国政界からは尹氏更迭論も出ていた。だが、朴槿恵大統領は今月初旬の青瓦台の内部会議で更迭論をきっぱり退け、その上で「歴史は歴史としてしっかり対応」と対日政策の転換を求める批判を一蹴したのだ。

 専門家は「韓国外交のなかでも特に対日政策の決定プロセスは行き詰まっている。これまでの原則を崩すのは至難。きっかけも名目も立たない。“タスクフォース”は批判をかわすためのアリバイのようなもの。韓国政治は特別チーム(タスクフォース)好きで、問題が生じるとすぐに設置する」などと解説している。

タスクフォース、世界文化遺産問題に集中

 韓国国会は今月12日、日本糾弾決議を採択した。決議は(1)慰安婦問題を「人身売買の犠牲」などとして本質をぼかし、靖国神社参拝や「独島(竹島)領有権侵害」、教科書歪曲(わいきょく)などで歴史責任を回避-真の謝罪を要求する(2)朝鮮人が強制徴用された施設が含まれる世界文化遺産の申請を糾弾する-との2本だ。

 当面の日韓激突は世界文化遺産をめぐる応酬となる。来週、22日には東京で日韓協議が行われるが、韓国側は日本が申請した23施設のうち強制労働のあった長崎市の軍艦島(端島炭鉱)など7施設を外すことを求めるとみられる。これに対し日本側は、遺産の対象期間は1850~1910年で「徴用工問題の時期とは異なる」とし、「専門機関が世界文化遺産にふさわしいと認めたもの。政治的主張を持ち込むべきではない」(菅義偉官房長官)と冷ややかだ。

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